平成22年(2010年)「墨田区総合体育館」開館

旧墨田区体育館は、開館以来40年が経過し、建築物としての老朽化が進行。また、スポーツに対する区民の皆さんの要望が増えるとともに多様化し、旧体育館ではこの要望に応えることが困難な状況になりました。そのため、区では皆さんの期待に応えられる総合体育館をPFI手法によって錦糸公園内に建設。平成22年(2010年)4月1日に開館しました。

  • ※PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)手法:民間の資金と経営能力・技術力を活用し、公共施設等の設計、建設、維持管理、運営等を行う手法

「ひがしんアリーナ」は、新たな時代の総合体育館

ひがしんアリーナは、子どもから高齢者まで幅広い世代が利用できる施設として、旧墨田区体育館よりも様々なスポーツを楽しむことができるようになりました。
旧体育館は、「区民がスポーツをする」機能が中心でしたが、ひがしんアリーナはPFI手法による民間の力を活用することで「区民がスポーツをする」機能に「区民がスポーツをみる」 「区民のスポーツを支える」機能が加わり、区民の皆さんに、よりスポーツに親しんでいただけるようになったのです。

  • ※墨田区民とは、墨田区内に在住・在勤・在学されている方をいいます。

「ひがしんアリーナ」は、障がい者、高齢者、子育て支援のサポート施設

ひがしんアリーナは、新たな時代の総合体育館として、障がい者の方が快適にスポーツを楽しめるよう、施設内をバリアフリーにて対応しています。1階から5階まで各階には多目的トイレを配備するとともに、2階には多目的更衣室とシャワーを設置しています。こうした施設面だけではなく、障がい者の方は駐車場無料(施設休館日を除く)や一部施設が割引にて利用できるなど、各種優遇対応を行っております。
また、墨田区在住の高齢者(65歳以上)の方は、事前登録にて半額で都度利用が可能。さらに子育て支援のために3階には授乳室を設けています。

ひがしんアリーナの3つの機能

スポーツをする

アリーナや武道場、プールを利用した各種スポーツ活動、またトレーニング室やスタジオを利用した体力増強・健康増進の場を提供しています。

スポーツをみる

バスケットボールやバレーボール、バドミントンなどの国内トップリーグの試合を誘致し、区民が質の高い大会等を「みる」ための場所と機会を提供しています。

スポーツを支える

指導者講習会の開催、総合型地域スポーツクラブ支援など、区民のスポーツ活動を「支える」機能を充実させています。

スポーツを支える機能「クラブルーム」